『六畳間の侵略者!?』OPについて少し
六畳間OPのカード引き、画面垂直に白線2本入れて主人公の視点と、カードの枠みたいなのを表してるんだと思うけどこの白線の枠によって背景とあいまって画面に立体感が出てるみたいに感じる。ここはキャラのリアクションも楽しくていい pic.twitter.com/sZmOXk6l5v
— highland (@highland_sh) August 1, 2014
@highland_sh 以下の様な記事を思い出しました。 アニメGIFに縦線2本を入れるだけで3D化できることが話題に http://t.co/myiBrgfzCN @takaoasayamaさんから
— Act.time / Acchi (@acchicottienter) August 1, 2014
上記のツイートの内容だけでほぼ済むような内容ですが、大沼心が絵コンテ・演出を担当したこのOPのカード引き、画面垂直に白線を引いて画面に奥行きを出すというあまり見られない表現は、
下記の記事で取り上げられている内容からインスパイアされたものではないか?という仮説(既出かもしれませんが)。
アニメGIFに縦線2本を入れるだけで3D化できることが話題に http://takao.asaya.ma/article_5307.html
主人公の視点でヒロインを切り取った枠、そしてカードの枠を体現するものとしての白線の表現ですが、背景と合わせて画面に遠近感を生んでいます。
個人的には、デジタルネイティブなクリエーターである大沼心さんらしいアイディアの取り入れだと考えます。
カード引きも、現時点(3話まで放映)のアニメ本編で主要な道具立てとして取り上げられるものですし、OPでもこのパートは四者四様のリアクションが楽しめるものになっています。
OP自体については、賑やかな雰囲気を保ちキャラを順繰りに見せて行き、目のアップのカットを挿入したり独特の色彩で見せる、大沼心らしい構成およびディレクションですが、
4人のヒロインを順番に見せて行くにあたり、視点やキャラ配置を360°回転させるという手法を用いています。特に、カード引きのパートでは主人公を中心にヒロイン達の回転、後半のヒロイン歌唱パートでは卓袱台を中心に4人のヒロインが回転という具合ですね。
アニメ本編自体も、ゲームシナリオライターとして著名な健速先生の原作にヤスカワショウゴ氏ら脚本の力もあり、コメディとして楽しみな作品です。